子供を授かってからの戸惑い
初めて子供を授かって思ったことは、複雑でした。愛おしく可愛いという以前に、自分のお腹から生まれたのに別の人格を持った人間が私の目の前に現れました。
空腹も、排便して気分の悪い時も、上手に眠れない時も最初の内は同じ鳴き声で訴えます。(しばらくすると識別できるのですが)それまで自分の時間を自由に使えていた生活が一変して自分の事は頭の片隅にもなくなりました。
子供は育てるのではなく育てさせていただいている
初めての経験の中「私の行動で、この子の人生を左右する」と思い、愛おしい気持ちで楽しく育てる事を忘れて、真剣そのものの生活を送っていました。子供を出産した病院の院長夫人に「子供は育てるのではなく、育てさせていただいているのよ」と言われたことが生涯忘れられない言葉になっています。
子育てを通じて成長させてもらう
その時点ではピンときませんでしたが、今でこそ、子育てを通じて成長させてもらったと痛感していますが、それは皆後にならないとわかりませんよね。
3歳までの時間が、子供と10年程共に過ごしたこのようにベッタリと密な時間でしたが、毎日毎日成長していく速度が目まぐるしく平和な楽しい時間でした。
ミルクを飲んで、泣くことしかできない乳児を、自分で歩いて、自分で食べて、歩行し、おしゃべりするようになり、少しずつ自立をしていく数年は、親が関り子供の根っこに大きく影響する大切な時期なだけに、十分な時間と手間がかかるのは当然ですよね。
子供が大きくなってくると、自分の人生でないから、後々悔いのないように
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