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【子育て術】私は偉そうに語れない…

2020.06.01

 スタッフブログ

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「子育て」の考え方

「昔の子育て」と「今の子育て」

昔は、子育ては母親だけの仕事でした。それはそうです、現在64歳の私が20代の頃、学校を卒業して結婚するまで腰掛的な就職をして寿退社する。何も考えずに、あたかも常識かのような一連の流れでした。

 

結婚して主婦という職業の始まりです。毎日同じことの繰り返しで、子供が生まれる前は時間を持て余していました。子供が生まれて、おむつを替えたりするお父さんは数少なかったと思います。

 

今やお父さんが育休をとる時代です。「夫婦二人の子供」としてお父さんが大活躍している夫婦の話を多く聞きます。お母さんも早くに仕事復帰して共働きが多いですね。お母さんの仕事復帰に関しては後日つぶやきたいと思っていますが、ここ30年位でこんなに変化するのかしらとびっくりしています。

 

たくさんの人間との触れ合いが大事

 

長く生きて、人を雇っていると、大家族で育った子供が大人になった時、社会生活の中でバランスをとるのが上手な気がします。その頃3世代の家や、人の出入りの多い家で育った子は、必然的に人と調和をとって会話をしたり、前後の話から言葉の意味を想像して話を聞き取ったり、何事もないことが普通に出来ています。今の子供達に少々欠落しているところかもしれません。知らない言葉に出会うと「その言葉学校で習っていない」というのを聞いてびっくりします。

 

それでは我々は何処で習ったのでしょう?家族の会話や、本の行間をイメージして、前後の話から、知らない事を何となく学習していったのでしょうね。今は一方的に画像や音が、目や耳に入ってきて、溢れんばかりの情報を「知っているかのような錯覚」に陥り、想像する頭の回路が壊死している気がします。

 

いっぱいの家族や、人と関わることで、興味のないことや知らない時代のことを想像して思いを巡らすチャンスが少ないのかもしれません。

 

学業に力を入れさせる前にするべきこと

 

核家族の多い現代でお父さんの存在はとても重要だと思います。いらないと思われることも二人でいっぱい話しかけ、想像して相手の気持ちを思い図れるようになること、自分で考えて、それを行動に移せる子供に成ることは、親が子供の学業に力を入れる前に大切な気がします。将来大人になった時にその子の家庭や仕事場等の社会で何より役に立つ事と思います。

 

子供は親の所有物ではない

 

夫婦共働きだと日々のことに追われ余裕がなかなか無いのですが、時間の許す限り、いっぱい関り、いっぱい話し聞かせられるといいですね。当然の事ですが、子供は親の所有物ではなく、おぎゃーと生まれた時から別の人格を持った人間なので、その子の個性が将来充分生かせるように日々関わり見守り、ひたすら応援していく立ち位置に身を置くと楽しい子育てが出来る気がします。

 

自分の子供たちが30台半ばになり今頃反省する事が沢山あります。

 

頑張れ若いお父さんお母さん!!



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