【お店が代金を頂く上で意識しなければいけない事とは?】 | galle

【お店が代金を頂く上で意識しなければいけない事とは?】

2020.06.01

 スタッフブログ

全てお客様の立場に立って考える

 

1969年に日比谷三信ビル(現在の日比谷ミッドタウン)にて開業してかれこれ半世紀が過ぎました。初代社長のモットーが「お客様の立場に立って全ての事を考える」というものでした。お立ち寄り頂いた方々がニコニコしてお帰り頂けるよう、今もその気持ちを大切に日々接客をさせて頂いています。

 

プライベートの立ち入った事も聞く

 

その為に、何かお探しのお客様がどのような生活(仕事、お出かけ先、等)をしておられて、ジュエリーをどのような所につけていかれる事をイメージしてをいらっしゃるかという、少し立ち入ったことをお聞きしております。例えば、普段お家の近くのスーパーに出かけるような日常で使用したい方、(最近は少なくなりましたが)パーティー等多くの方の前に出る方、お仕事の内容によっては華やかに見せる必要性がある方、反対に控えめな中に「私だけのおしゃれ」を打ち出す為にジュエリーをお探しの方・・・・目的によってお探しの物が違うはずです。

 

オススメするものがお持ちの物と重複しないように

 

その後、お客様のお持ちのジュエリーがどのようなものか、お勧めするものと重複しないようにお聞きします。ガレイは、量販店や他店で見かけない、それでいてシンプルなデザインで、長くお使いいただけるデザインの物を取り揃えております。長くと申しましても、毎日のように気に入ってお使いいただくと10年もしたら、他の物をお買いになりたくなる事と思います。そのようなことも考慮して\50.000~\500.000の商品がほとんどです。まずデザインが時代を少しだけ先取りしていて、他の方が持っていない物でご自身のテンションの上がるデザインに出会う事が大切です。

 

お店が売りたい物ではなく、お客様に似合うものを勧める

 

その為に我々が読み取らなければいけない事は、お客様の根にある性格でしょうか?華やかそうに見えて堅実な方、日頃テニスやゴルフをなさって楽しんでいてドレッシーな物を着けてお出かけにならない、とか、フェミ二ンな方、さっぱりしている方、ご自分をゴージャスに見せなければならない立場にある方、等々様々です。お話を伺いながら瞬時に見分け絞り込んでいく事が求められます。お店が売りたい物ではなく、お客様に何がお似合いになるかを見極める事が、代金を頂戴している私達の務めで、とても大切な事と思っています。その為のリサーチをしっかり行いお客様のお手元にお気に召した良い物を、なるべく安くお納めするように努力しております。

 

一人ひとり、ひとつひとつの積み重ね

 

半世紀の間お客様に多くのヒントを頂き新しいオリジナルの商品を作ってまいりました。当店発のデザインを業界が取り入れヒット商品になった物も多々あります。当社の接客にご気分を害された方もいらっしゃるかと思いますが、これまで何の広告もせず、お客様がお客様を呼んで来てくださる有難い事でお店が存続しております。それだからこそお一人お一人に気を抜くことなく接客できるようにスタッフ一同が心がけております。

 

南青山に移転してからサロン風のお店にしたくて内装を整え、ジュエリーのみならず、料理、健康、グルメ店の共有、時として悩み相談等、お茶を飲みながらジュエリーと全く関係のない話が出来る場となっています。なんとも幸せな事です。